遺跡紀行


第一集 トリンシック〜英雄岬

 「遺跡紀行」記念すべき第一回目は、大陸南部の都市、トリンシックから南下して英雄岬(ケープ オブ ヒーローズ)までの旅程で見かけた数々の遺跡の紹介です。
 大陸南部は温暖な気候なのか、その面積の多くをジャングルが占めています。移動しづらいうえ周囲の視界は悪く、遺跡の発見は困難を極めました。何とか7つの遺跡を確認することができましたが、未確認の遺跡がまだあると思われます。もし読者のみなさんが新たに遺跡を発見されたなら、当方にご連絡くださると大変助かります。

 左は英雄岬周辺の写真です。各番号は以下に紹介する遺跡の位置を示しています。




















 No.1
 かつては立派な邸宅だったようです。ブリタニアでは珍しい鏡台はかつての主の豊かさを、床に散らばる書籍の数々はその知性を、この廃墟自身が我々に時を超えて誇っているかのようです。ベッドが一つしか無いことから浮き世を捨てた隠者、賢者と呼ばれるような人物が住まっていたのかもしれません。

















 No.2
 昔ブリタニアを救った英雄は別の世界から呼ばれた、と言い伝えにはあります。別世界にあった英雄の住みかにはストーンサークルがあり、そこから我々のブリタニアへと旅だったそうです。ひょっとしたら、このストーンサークルから別世界へと旅立つことができるのかもしれません。











 No.3
 ここはトリンシックの建物と同じ砂岩によって建てられたようです。貴族の子弟がひっそりと読書するために建てた別荘なのでしょうか。それともジャングルの木々、生き物を研究をするために作られた研究小屋なのでしょうか。今となっては知る術とてありませんが、その材質からトリンシックと何らかのつながりがありそうです。

















 No.4
 ああ! いったいなにが起きたのでしょうか。山と積まれたしゃれこうべ。汚れたペンタグラム。明らかに凶々しいことが行われていたに違いありません。虚ろな眼窩に宿る恨みの想いが私を押し包む。あなおそろしや、おそろし。



















 No.5
 どれほどの建物が建っていたのかわかりませんが、今ではわずかな壁と箱が一つ残るのみです。栄枯盛衰。世の無常さを教えてくれる場所です。
  















 No.6
 ついさっきまでジプシーでもいたのでしょうか。藁のベッドに火のついた釜、空の箱。日が落ちているにも関わらず寝床はそのまま。寝床の主はどうしたのでしょう。


















 No.7
 いつ見ても墓地といものは不気味です。それが荒れ墓地となるとなおのこと。比較的規模の大きい墓地で、なぜこのような場所がジャングルのまっただ中にあるのか不思議でなりません。
 私がここを訪れた直後一体のスケルトンの襲撃を受けました。しかしそこは曲がりなりにも人々からロードと呼ばれる身。あっさり退治てくれました。恨みを抱いたまま死んでも死にきれなかった者だったのでしょうか。成仏してくれることを祈らずにいられません。合掌。











 No.8
 神秘に満ちた遺跡巡りの旅もこの滝で終わりです。
 スリリングな旅で高ぶった心を滝に打たれることで鎮めている私の姿がおわかりでしょうか。

 次回はトリンシック〜ブリテイン、フェンズ オブ デッド経由の旅路で遺跡を探していきたいと思います。