ガーゴイルに半ば拉致されたときはその知的好奇心から、ガーゴイルの言語の翻訳にいそしむ。しかしそれに飽きると、豪腕に育て上げたネズミのシェリーとともにブリタニア中を略奪。その後、川くだりをしていたいかだが外海に流され、それとともにブリタニアの外に流れ落ちた。

 ブリタニアから地球に帰還する際持ち帰ったムーンオーブを知人のラフキン教授と調べていたとき、イーオドンと呼ばれる原始世界を訪れる。丸太橋を作ろうと倒した木に押しつぶされ生死の境をさまようが、地球の自宅のトイレで目覚める。

 ひょんなことで19世紀を訪れ、火星に旅立つことになるが、酸素欠乏症になりかけて失神。なんとか元の時代に帰還。

 以後さまざまな破片世界で人目につかない地道な活躍をする。現在は料理人としていくつかの戦場にて商売を行う。
人に歴史あり
Lord Katze
the False Avatar
 地球某国某所に生まれ、そのまま青年期までを過ごす。

 ロード・ブリティッシュの召還によりソーサリアを訪れ、モンデイン討伐に挑むも宇宙空間で遭難。苦労の末ソーサリアに戻るがブリテインでの万引きが衛兵にばれ追われる途中で地球へ帰還。

 再びミナクス討伐で召還されるが、町が見つからず放浪、死にかけたところで突然地球に帰還。

 またも召還されエクソダスの正体を求め集まった人々と現地で合流、途中意見の相違がありパーティは解散。そのまま帰還。

 アバタールを目指しブリタニアにもやってくるが、羊飼いの貧しい装束となにもない孤島での寂しさのあまり海に身を投げる。が、地球の自宅で目がさめ一命をとりとめる。

 次にシャミノの呼びかけでブリタニアを訪れる。しかし意地の悪い評議員を殺害したことでさらに立場が悪くなり、社会復帰できぬまま行方知れず、他の者がロード・ブリティッシュを救出したころには地球のコンビニでバイトしていた。